2023年10月26日から2023年11月5日で東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショーに行ってきました。
今回は日本オートキャンプ協会さんよりプレス枠で招待してもらえたので、一般公開前にプレスとして取材しました。日本オートキャンプ協会さんの記事では主にキャンパー目線で気になるモビリティを紹介しました。
オートキャンプ指導者がJapan Mobility Show2023に行ってみた! | キャンナビ
今回は自動車好きとして、気になったモビリティを書いていきます。
- ジャパンモビリティショーとは
- 気になったモビリティはこれだ!
- 他にもこんな展示が!
- まとめ
ジャパンモビリティショーとは
「乗りたい未来を、探しにいこう!」というテーマで、東京モーターショーからジャパンモビリティショーに名前を変え、車やバイクだけでなく、ドローンやパーソナルモビリティ、モビルスーツみたいなロボットまで、様々な乗り物(モビリティ)とともに日本の未来を体感する場として開催されたイベントです。
東京ビッグサイトで2023年10月26日(木)から2023年11月5日(日)まで開催され、来場者数は1,112,000人と100万人を超えました。
気になったモビリティはこれだ!
プレスデーと一般公開日で会場を回ってみて気になったモビリティを紹介していきます。
まずはアウトドア感溢れる四駆編
トヨタ 再再版ランドクルーザー70
再版ランドクルーザー70(GRJ76)乗りとしては一番気になったクルマが再再版ランドクルーザー70。プレスデー初日には展示がなく、2日目からの展示でした。
カッコいい!と思ったのが第一印象。バンパーやオーバーフェンダーをブラックにしているので見た目かっこいいと感じるのでしょう。
再版ランドクルーザー70はグレーだったので缶スプレーでブラックに塗りました。
三菱自動車 トライトン(TRITON)
日本国内販売も決定している三菱自動車のピックアップトラック「トライトン(TRITON)」。
価格はトヨタのハイラックスよりもかなり高い設定になる模様。簡単には購入できないかもしれませんが、こんなクルマに乗ってみたいと思わせる1台だと感じました。
三菱自動車ブースはアジアクロスカントリーラリー仕様のトライトンやデリカなど会場内で一番アウトドア感を出していたブースで今の三菱自動車の勢いを感じました。
三菱自動車 MITSUBISHI D:X Concept
コンセプトカーの「MITSUBISHI D:X Concept」。近未来感とオフロード感溢れる1台。月面を走行するモビリティに似てるような気もします。
室内も前面シートが回転してリビングとして使えそうで面白い。
BYD YANGWANG U8
中国の電気自動車メーカーが日本のイベント初出展。そこで目に留まったクルマがこちらのYANGWANG U8。
見た瞬間「ランドローバーのディフェンダー?」と思ってしまいました。
この車は「e4 プラットフォーム」という独立式の4つのモーターでトルク制御を行い、その場で360度転回することが可能。また、水陸走行可能というなんとも不思議なクルマです。
キャンプに連れて行きたくなる可愛い四角いクルマ編
トヨタ KAYOIBAKO(カヨイバコ)
『好きなときに・好きな場所で・好きなことができるモビリティの未来を実現するコンセプトモデルKAYOIBAKO(カヨイバコ)。
目的に合わせて中身を自由にカスタマイズできるバッテリーEVのコンセプトカー。
物流の拠点間輸送だけでなく、小型のキャンピングカーとしてDIYでカスタマイズできそうな雰囲気を感じました。
トヨタ車体 X-VAN GEAR Concept(クロスバン ギア コンセプト)
自動車ボディーメーカーからの出展。トヨタ車体のコンセプトカー。
現時点で販売予定のない完全なコンセプトカーとのことですが、絶対に売れそうなクルマだと思います。
室内はシートを自由にアレンジできてアウトドア系の荷物や自転車など色々と積み込みができそう。
未来のモビリティの運転席はシンプルになりそう。
ダイハツ UNIFORM Cargo
ダイハツハイゼットカーゴに似ているコンセプトカー UNIFORM Cargo。
今すぐにでも販売されそうなコンセプトカー。可愛らしい見た目はキャンプ場でも映えそう。
後部座席を倒すと完全なフラットになるので、キャンピングカーとしてカスタマイズしても面白そう。きっとこのようなクルマが市販されることにはバッテリー容量問題は解決されていることでしょう。
ホンダ SUSTAINA-C ConceptとPocket Concept
ホンダ「シティ」と「モトコンポ」をイメージさせるようなコンセプトカー。
使用済みのアクリル樹脂を再利用して作成されたコンセプトカー。また、金属のボディを塗装するという工程が不要になるため、CO2の排出削減に貢献することが可能になるとのこと。塗装工程は自動車製造において、CO2の排出が多い。この工程を無くせればカーボンニュートラルの実現に貢献できるのでは、ということが開発のコンセプト。
広いキャンプ場では小型のモビリティがあると便利なんですよね。こんなモデルが市販されると環境にも優しく、移動も遊びも楽しくなる未来が実現できるのではとワクワクします。
展示多数の二輪、三輪、パーソナルモビリティ編
ヤマハ TMW
1990年台後半から2000年台前半に大人気だったヤマハTWのような見た目の3輪バイクのTMW。
ヤマハ担当者がワクワクするものを作ろうということで手作りした1台。今のところ販売予定はないようですが、買いたい!と思った1台。
スズキ Suzu-Cargo
これがキャンプ場にあったら絶対便利だと思う。
特定小型原動機付自転車という新しい新しい車両区分ができたことで各社パーソナルモビリティを出展していました。その中でこれはいいなと思ったのがSuzu-Gargo。流石にこれに乗ってキャンプ場まで行くことは難しいけど、キャンプ場でレンタルできれば、ちょっと遠いキャンプサイトまで荷物を運んだり、管理棟まで買い物に行ったりするのに便利そう。
トヨタ LAND HOPPER
トヨタの3輪特定小型原動機付自転車 LAND HOPPER。
こちらは来年にも発売されるかもしれない電動3輪バイク。重さが20kgほどあるので車に積み込みには力が必要ですが、縦長に折りたたみできるので収納はしやすそうなイメージです。
ホンダ Motocompact
ホンダの米国法人が販売して電動バイクMotocompact。
日本では法規制の問題で販売予定は無いとのことです。アメリカでも州によって販売できたり、できなかったりみたいです。
大人気のスポーツカー編
日産 Hyper Force
日産ブースはすごい人でした。ブースも思いっきり未来に振り切っている感じ。
これはスカイラインGTRか?
トヨタ FT-Se
純粋にかっこいい!
マツダの車はカッコいい
毎回、自動車の展示会で感じることですが、「マツダの車はカッコいい」。今回のマツダのテーマは、「クルマが好き」が、つくる未来。
MAZDA ICONIC SP
ROADSTER(最新)
初代ロードスター
ロードスター ミニ(2/3モデル)
子供向けでも妥協なしのリアルな運転席。
他にもこんな展示が!
ツバメインダストリ 搭乗型ロボット「アーカックス」
モビルスーツ?人が乗り込んで操縦できるロボット。
ジョビー・アビエーション S4
エアタクシーとしての運用を目指している大きなドローン。
エバーブルーテクノロジーズ 無人自動除雪ドローン
これが実用化されると助かる人多いのでは?
川崎重工業 TERYX KRX4 1000
日本では公道走行できないですが、カッコいい四輪バギーが多数出展されてました。
まとめ
自動車メーカー以外にも様々なモビリティ関連企業やスタートアップなど400社以上が出展したジャパンモビリティショー。期間中100万人を超える来場者があったことからも大成功と言えるのではないでしょうか。
大人から子供まで楽しめる様々なコンテンツや、来場者を惹きつける演出など、自動車ファン以外にも裾野を広げることができたイベントではないかと感じました。
次のジャパンモビリティショーにも期待したい!