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【退職】転職先が決まったら何日で会社を辞めることができるのか?

大学卒業後、新入社員として入社してから数回転職を経験しました。今から20年前は転職をする人も少なく、まわりの人から「もったいないことするなよ。」と言われましたが、振り返ってみて後悔はありません。ただ一つ、後悔があるとすれば、会社を辞める手順に失敗したことです。

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転職先が決まったら、何日で会社を辞めることができるのか?

法律(民法627条1項)では2週間

民法627条1項では「期間の定めがない雇用契約であれば、退職日の2週間前(14日間前)までに退職届を提出することで退職可能」と言っています。「期間の定めがない」かどうかは入社時にサインする雇用契約書の「雇用期間」というところに記載がありますので確認してみてください。

雇用契約または就業規則では1ヶ月前

雇用契約の「退職について」では、自己都合退職の手続は30日以上前に届け出ることという記載があります。

民法627条1項と雇用契約 どちらが優先されるのか?

民法627条第1項が優先されます。雇用契約・就業規則は会社独自のルールになりますので、優先されるのは民法627条1項の2週間以上前になります。

【経験談】退職まで何日かかった?

退職まで180日(6ヶ月)かかった

  • 9月に転職先から内定をもらう。
  • 12月末での退職意思を申し出た。
  • 退職を認めてくれない。
  • 転職先に入社日を送らせてもらう。
  • 結局、退職できたのは3月末付けで、4月より入社。

退職を認めてくれなかった理由

年度の途中での退職は認めない。

  • 課長が年度の途中で退職するなどはあり得ない。(前例もない。)
  • 年度の途中での退職は部下への示しがつかない。
  • 課長であれば年度末まで責任を全うすべき。

当時の部門責任者はかなりワンマンで執務室中に響き渡るような大声でどなり散らす人でしたので、誰も反論はできませんでした。今思えば、ブラック企業的な理不尽な理由ですが、当時は民法627条の知識などなく、ただただ部門責任者に丸め込まれてしまいました。今でも後悔していることが、民法で2週間前までも退職届を出せば退職できるということを知らずに部門責任者の言いなりになってしまったことです。

退職までのステップ

退職の申し出は内定をもらってから。

転職先が決まる前に退職の申し出をすることは危険です。内定をもらってから退職の申し出をしましょう。

退職までの期間は1~2ヶ月、長くても3ヶ月以内

会社でのポジションや担当している業務内容にもよるのですが、退職までの期間は最低でも1ヶ月程度で考えるのがいいと思います。有給休暇の消化を含めるのであれば、最低2ヶ月程度。

基本は円満退職

ビジネスをしていくうえで人脈は大事です。辞める会社とも今後お仕事をする可能性もあります。退社はできるだけ円満にすすめることがいいと思います。話し合いも持たずにいきなり「民法では2週間で退職できます」という意見を一方的に発言するのはやめましょう。

揉めたときの民法627条

理不尽な理由で退職時期を延ばされた場合は民法627条の申し出から2週間という主張をしましょう。これを知らないと泣き寝入りすることになります。

最後に

今となってはいい経験と思ってますが、予定通りの時期に新しい転職先に入社できていたら、と考えると後悔しかありません。また、私以降、退社を申し入れた人は希望通り退社しているという事実を知ると何とも言えない気持ちになります。これも、自分が民法627条を知らなかったからですが、同じような経験をする人が少しでも無くなればと思い、このブログを書き残しておきます。

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