「キャンプのご飯って何を作りますか?」とよく聞かれます。それほど凝ったものを作ることはないのですが、よく作る定番ご飯や簡単手抜きご飯など、夫婦キャンプ(デュオキャンプ)のキャンプ飯を紹介します。
基本
ご飯(白米)
子供の頃の林間学校での飯盒炊飯のイメージが強くて、キャンプでご飯(白米)を炊くのは難しいと思ってましたが、メスティンとシングルバーナーで簡単にご飯(白米)が炊けます。
キャンプでご飯が炊けるようになるとメニューの幅が広がります。パンや麺もいいですが、やっぱりご飯(白米)を食べてお腹いっぱいになりたいです。
よく作るメニュー
チリビーンズ
ホールトマトの缶詰とひき肉、ミックスビーンズ、プチトマトを半切り、玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニクをみじん切りにして、醤油、クミン、鷹の爪、チリパウダー、コンソメで味付けして、ローリエを入れて煮詰めるだけ。
下ごしらえを家でしておけば簡単に作ることができます。
ステーキ
分厚い赤身のステーキ肉を炭火でじっくり焼いて、10分ぐらいアルミホイルに包んで休ませるとおいしいステーキができます。
サシの入った柔らかいステーキ肉は鉄板で強火でサッと焼くのがオススメです。
どちらも味付けは塩胡椒か「ほりにし」を使うことが多いです。
ローストチキン
お友達家族と一緒にキャンプする時にはローストチキンをよく作ります。ダッチオーブンに付け合わせの玉ねぎやじゃがいもを入れるとおいしいです。
2人なら骨付きもも肉で十分です。
すき焼き
簡単でおいしいのでよく作ります。何を作るか悩んだらすき焼きにすることが多いかもしれません。
家で野菜を切って持っていくか、カット野菜を買っておけば、鍋に入れて煮るだけなのですごく簡単でおいしいです。締めに焼きそばを入れると中華麺っぽくておいしいです。
アクアパッツァ
値引きされた白身魚の切り身を使ってフライパンで調理できます。
魚を丸ごと1匹使う方がキャンプ飯として雰囲気が出ますが、食べ切れないのと、骨や頭など、生ゴミが多くなるので切り身を使う方がいいかと思ってます。
パエリア
フライパンで作るパエリア。本当はかっこいいパエリア鍋で作りたいのですが、フライパンで作ります。パエリアの素が売っているので、具材はなんでも美味しくできます。
アヒージョ
スキレットで作るキャンプの定番料理。カマンベールチーズとプチトマトとブロッコリーのアヒージョは見栄えもいいし、おいしい。
お酒のつまみ
燻製
燻製はハードルが高そうですが、意外と簡単に作ることが出来ます。水分が多い食材を燻製にすることは難しいですが、6Pチーズやウインナー、ゆで卵(味付け)などは簡単においしい燻製になります。
ダンボールの燻製キットも売ってますので燻製用のキャンプ道具がなくても大丈夫。ポテチを燻製にしてみたらお酒のつまみにいい感じでした。
朝食
晩ご飯の残りを使った朝ごはんを作ることが多いです。気温が高い夏場はクーラーボックス(モービルクール)で保管しています。
タコライス
晩ご飯のチリビーンズの残りと朝に炊いたご飯、目玉焼きにタコライスにしました。朝からボリューム満点です。
ホットサンド
チリビーンズとチーズをパンに挟んだホットサンド。ホットサンドメーカーで簡単にできます。
朝定食(たまごかけご飯と焼鮭)
これが一番おいしいかもしれません。炊き立てのご飯に卵をかけるだけですが、すごくおいしいです。
ホットドッグ
牛乳カートンを使ってのホットドックです。キャンプらしい調理法でたまにやります。
簡単ご飯
カップ麺
予備の食材としてカップ麺は持っていくことが多いです。雨が降って調理できない時や時間がない時などはカップ麺を食べます。最近、スープを固めるパウダーが出てきて、残ったスープを気にしなくてよくなったことは嬉しい。
レトルトカレー
洗い物や食べ残しを気にするとカレーを作ることには躊躇するのですが、レトルトであれば1人前を作れるのでレトルトカレーは作ることがあります。
袋麺
焼きそばやチルドの袋麺(味噌煮込みうどん)はよく作ります。あまり手間かけずに時短で作ることができるので重宝してます。
まとめ
冬キャンプではご飯を作って完成した瞬間から一気に冷たくなります。そのため、作りながら食べながら、焚火をするということが多いです。
お子さんがいる場合は家で事前準備する時間を確保することは難しいかもしれませんが、デュオキャンプであれば、下ごしらえを事前に済ませておいて、キャンプ場ではさっと料理するという方が、時間をゆっくり使えていいかもしれません。